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簿記2級_商業簿記 貸借対照表の作成

簿記2級通信講座で受講生のかたから頂いた質問メールと講師による回答を1部まとめたものです。


質問.2商総合 第11回3問 貸借対照表作成

回答.この問題は、貸借対照表の借方合計が全て合っているということが
大前提で求めていきます。

借方合計6,511,200−未払法人税等と繰越利益剰余金以外の

貸方合計5,240,000=1,271,200

この1,271,200が未払法人税等+繰越利益剰余金ということになります。

問題の10より、法人税等は、税引前当期純利益の50%なので、

税引前当期純利益をXとすると、0.5Xとなり、当期純利益も0.5Xとなります。

この問題では、仮払法人税等がないので、法人税等計上の仕訳は、

 法人税等 0.5X   未払法人税等 0.5X

という仕訳になるので、貸借対照表に載る未払法人税等が0.5Xとなります。

また、当期純利益は、

 損益 0.5X   繰越利益剰余金 0.5X

という仕訳から、貸借対照表に記載される繰越利益剰余金は、
もともとの残高試算表に載っている60,000+0.5Xとなります。

この結果、次のような式ができます。

未払法人税等0.5X+繰越利益剰余金60,000+0.5X=1,271,200

0.5X+0.5X=1,271,200−60,000

X=1,211,200

未払法人税等;0.5×1,211,200=605,600
繰越利益剰余金;60,000+0.5×1,211,200=665,600


貸借対照表作成の問題は、一番ややこしい問題です。
試験でもあまり出題されませんが、過去に2回ほど
でてきたときがあります。

それでは、引き続き頑張ってくださいね。



どうでしょう?確認してみてください。

理解できるまで何度でも質問してください。







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